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小説の一行目


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『 芥川賞、直木賞の一行目 325作品 』 の はじまりは、この一行だった!


■簡素なのに印象的! 心を惹きつける物語の入口だけを贅沢にもまとめてみました!
先日発表された第148回では史上最年長や、戦後最年少で平成生まれでは初の受賞者が出る等、
何かとホットな話題を提供している芥川賞、直木賞がアツい!

● 歴代の作家たち独自の切り口がおもしろい!

● 普段読書をする人もそうじゃない人も、芥川賞、直木章を身近に感じるいい機会!

● エッセンスが凝縮された作品の冒頭から、どんなインスピレーションが舞い降りるのか!

● 二行目以降の展開に想いを馳せるもよし!

● イメージを膨らませたり、現実と重ねあわせたりと、楽しみ方はいろいろ!

◆ 小説の一行目をそのまま、書き写してみる。
◆ 小説の一行目を映像にしてみる。
◆ 小説の一行目を自分におきかえて考えてみる。
◆ 小説の一行目の二行目を書いてみる。
◆ 日本の文学を英語におきかえてみる。

⇒ 一行目はおもしろい


実は、こんな一行目からはじまります―――

誰が書いたのか、いつの時代なのか、そんな偏りも捨ててしまえる「新しい楽しさの基準」。

昭和十年から平成二十四年上半期までの芥川賞、直木賞の全受賞作品325作を収録。


■目次

・はじめに

●小説の一行目
・『やまあいの煙』重兼芳子 昭和54年上半期 芥川賞
・『運転士』藤原智美 平成4年上半期 芥川賞
・『愚者の夜』青野聰 昭和54年上半期 芥川賞
・『柔らかな頬』桐野夏生 平成11年上半期 直木賞
・『帰郷』海老沢泰久 平成6年上半期 直木賞
・『演歌の虫』山口洋子 昭和60年上半期 直木賞
・『ゲルマニウムの夜』花村萬月 平成10年上半期 芥川賞
・『王妃の離婚』佐藤賢一 平成11年上半期 直木賞
・『熟れてゆく夏』藤堂志津子 昭和63年下半期 直木賞
・『沖で待つ』絲山秋子 平成17年下半期 芥川賞
・『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん 平成18年上半期 直木賞
・『ナポレオン狂』阿刀田高 昭和54年上半期 直木賞
・『本の話』由起しげ子 昭和24年上半期 芥川賞
・『白い罌粟』立原正秋 昭和41年上半期 直木賞
・『容疑者Xの献身』東野圭吾 平成17年下半期 直木賞
・『海峡の光』辻仁成 平成8年下半期 芥川賞
・『乳と卵』川上未映子 平成19年下半期 芥川賞
・『限りなく透明に近いブルー』村上龍 昭和51年上半期 芥川賞
・『喪神』五味康祐 昭和27年下半期 芥川賞
・『機雷』光岡明 昭和56年下半期 直木賞
・『ポトスライムの舟』津村記久子 平成20年下半期 芥川賞
・『ブエノスアイレス午前零時』藤沢周 平成10年上半期 芥川賞
・『鉄道員(ぽっぽや)』浅田次郎 平成9年上半期 直木賞
・『ベティさんの庭』山本道子 昭和47年下半期 芥川賞
・『夏の約束』藤野千夜 平成11年下半期 芥川賞
・『されどわれらが日々--』柴田翔 昭和39年上半期 芥川賞
・『花の名前』向田邦子 昭和55年上半期 直木賞
・『尋ね人の時間』新井満 昭和63年上半期 芥川賞
・『鬼の詩』藤本義一 昭和49年上半期 直木賞
・『遠い海から来たCOO』景山民夫 昭和63年上半期 直木賞
・『東京新大橋雨中図』杉本章子 昭和63年下半期 直木賞
・『少年の橋』後藤紀一 昭和38年上半期 芥川賞
・『切羽(きりは)へ』 井上荒野 平成20年上半期 直木賞
・『兜首』大池唯雄 昭和13年下半期 直木賞
・『利休にたずねよ』山本兼一 平成20年下半期 直木賞
・『表層生活』大岡玲 平成元年下半期 芥川賞
・『モッキングバードのいる町』森禮子 昭和54年下半期 芥川賞
・『介護入門』モブ・ノリオ 平成16年上半期 芥川賞
・『夜と霧の隅で』北杜夫 昭和35年上半期 芥川賞
・『赤頭巾ちゃん気をつけて』庄司薫 昭和44年上半期 芥川賞
・『パーク・ライフ』吉田修一 平成14年上半期 芥川賞
・『青桐』木崎さと子 昭和59年下半期 芥川賞
・『背負い水』荻野アンナ 平成3年上半期 芥川賞
・『空中ブランコ』奥田英朗 平成16年上半期 直木賞
・『錯乱』池波正太郎 昭和35年上半期 直木賞
・『光と影』渡辺淳一 昭和45年上半期 直木賞
・『月と蟹』道尾秀介 平成22年下半期 直木賞
・『しょっぱいドライブ』大道珠貴 平成14年下半期 芥川賞
・『GO』金城一紀 平成12年上半期 直木賞
・『グランド・フィナーレ』阿部和重 平成16年下半期 芥川賞
・『暗殺の年輪』藤沢周平 昭和48年上半期 直木賞
・『4TEEN フォーティーン』石田衣良 平成15年上半期 直木賞
・『津軽世去れ節』長部日出雄 昭和48年上半期 直木賞
・『三匹の蟹』大庭みな子 昭和43年上半期 芥川賞
・『ジョン萬次郎漂流記』井伏鱒二 昭和12年下半期 直木賞
・『女たちのジハード』篠田節子 平成9年上半期 直木賞
・『きれぎれ』町田康 平成12年上半期 芥川賞
・『ネコババのいる町で』瀧澤美恵子 平成元年下半期 芥川賞
・『杳子』古井由吉 昭和45年下半期 芥川賞
・『長男の出家』三浦清宏 昭和62年下半期 芥川賞
・『確証』小谷剛 昭和24年上半期 芥川賞
・『赤い雪』榛葉英治 昭和33年上半期 直木賞
・『夢の壁』加藤幸子 昭和57年下半期 芥川賞
・『黒パン俘虜記』胡桃沢耕史 昭和58年上半期 直木賞
・『終の住処』磯崎憲一郎 平成21年上半期 芥川賞
・『叛乱』立野信之 昭和27年下半期 直木賞
・『カディスの赤い星』逢坂剛 昭和61年下半期 直木賞
・『恋忘れ草』北原亞以子 平成5年上半期 直木賞
・『最終便に間に合えば』林真理子 昭和60年下半期 直木賞
・『受け月』伊集院静 平成4年上半期 直木賞
・『蛇にピアス』金原ひとみ 平成15年下半期 芥川賞
・『恵比寿屋喜兵衛手控え』佐藤雅美 平成5年下半期 直木賞
・『赤目四十八瀧心中未遂』車谷長吉 平成10年上半期 直木賞
・『軍旗はためく下に』結城昌治 昭和45年上半期 直木賞
・『緋い記憶』高橋克彦 平成3年下半期 直木賞
・『山妣』坂東眞砂子 平成8年下半期 直木賞
・『異邦人』辻亮一 昭和25年上半期 芥川賞
・『山塔』斯波四郎 昭和34年上半期 芥川賞
・『冥土めぐり』鹿島田真希 平成24年上半期 芥川賞
・『自動起床装置』辺見庸 平成3年上半期 芥川賞
・『プレオー8の夜明け』古山高麗雄 昭和45年上半期 芥川賞
・『鯨神』宇能鴻一郎 昭和36年下半期 芥川賞
・『青春デンデケデケデケ』芦原すなお 平成3年上半期 直木賞
・『虹』藤井重夫 昭和40年上半期 直木賞
・『馬淵川』渡邊喜恵子 昭和34年上半期 直木賞
・『スティル・ライフ』池澤夏樹 昭和62年下半期 芥川賞
・『邂逅の森』熊谷達也 平成16年上半期 直木賞
・『佐川君からの手紙』唐十郎 昭和57年下半期 芥川賞
・『マークスの山』高村薫 平成5年上半期 直木賞
・『夏姫春秋』宮城谷昌光 平成3年上半期 直木賞
・『或る「小倉日記」伝』松本清張 昭和27年下半期 芥川賞
・『悼む人』天童荒太 平成20年下半期 直木賞
・『鈴木主水』久生十蘭 昭和26年下半期 直木賞
・『鶸』三木卓 昭和48年上半期 芥川賞
・『海の廃園』山田克郎 昭和24年下半期 直木賞
・『鍋の中』村田喜代子 昭和62年上半期 芥川賞
・『遠い国からの殺人者』笹倉明 平成元年上半期 直木賞
・『恋』小池真理子 平成7年下半期 直木賞
・『ニューギニヤ山岳戦』岡田誠三 昭和19年上半期 直木賞
・『イエスの裔』柴田錬三郎 昭和26年下半期 直木賞
・『至高聖所アバトーン』松村栄子 平成3年下半期 芥川賞
・『壁』安部公房 昭和26年上半期 芥川賞
・『蟹』河野多惠子 昭和38年上半期 芥川賞
・『鷺と雪』北村薫 平成21年上半期 直木賞
・『日蝕』平野啓一郎 平成10年下半期 芥川賞
・『蒲田行進曲』つかこうへい 昭和56年下半期 直木賞
・『岬』中上健次 昭和50年下半期 芥川賞
・『江分利満氏の優雅な生活』山口瞳 昭和37年下半期 直木賞
・『れくいえむ』郷静子 昭和47年下半期 芥川賞
・『寂寥郊野』吉目木晴彦 平成5年上半期 芥川賞
・『鶴八鶴次郎』川口松太郎 昭和10年上半期 直木賞
・『戦いすんで日が暮れて』佐藤愛子 昭和44年上半期 直木賞
・『和紙』東野邊薫 昭和18年下半期 芥川賞
・『対岸の彼女』角田光代 平成16年下半期 直木賞
・『一絃の琴』宮尾登美子 昭和53年下半期 直木賞
・『蒼氓』石川達三 昭和10年上半期 芥川賞
・『鍵のない夢を見る』辻村深月 平成24年上半期 直木賞
・『ハリガネムシ』吉村萬壱 平成15年上半期 芥川賞
・『蒼ざめた馬を見よ』五木寛之 昭和41年下半期 直木賞
・『香港』邱永漢 昭和30年下半期 直木賞
・『大浪花諸人往来』有明夏夫 昭和53年下半期 直木賞
・『アトラス伝説』井出孫六 昭和49年下半期 直木賞
・『蛇を踏む』川上弘美 平成8年上半期 芥川賞
・『エーゲ海に捧ぐ』池田満寿夫 昭和52年上半期 芥川賞


■編集 小説の一行目研究会
■出版社 株式会社しょういん

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